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バックアップの基礎知識 バックアップの基礎知識
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バックアップのポイント

何故バックアップしなければならないか

企業において、万が一システム障害や人的ミスによりデータが消失し、バックアップデータによる復旧ができない場合、どのような事態が想定されるでしょうか。近年のペーパーレス化により、万が一デジタルデータが消失した時に紙の書類に頼ることも難しくなっている場合も多いのではないでしょうか。事業継続性を揺るがしかねないリスクを引き起こす可能性が全くないとは限りません。今回は、バックアップをとっておかなかったことで引き起こされるかもしれない事態を想定してみました。

以下の解説は、わかりやすさを優先しているため、一部に厳密さに欠ける部分があります。

想定されるデータ消失のリスク
データ消失によるサービスの停止や信用の低下
顧客情報や取引先とやり取りしている情報、業務システム内に保存されているデータなどが何らかのトラブルによって消失してしまったことで、一時的にでも顧客へのサービス提供が停止してしまった場合、企業としての信頼の低下は免れることができません。データ保全・データ管理の杜撰さが疑われ、イメージダウンにつながります。見積書、請求書や受注関連の契約書類なども近年ではメールでのやり取りがメインとなってきています。メールのトラブルなどでこれらの情報やデータが失われてしまうと、信用の低下はおろか、最悪の場合では賠償責任が発生するリスクもあります。
法的義務遵守違反
個人情報を安全に保管することは法令により義務化されています。個人情報保護の安全管理措置法に、「システム障害により個人データが破損し、バックアップがなくデータ復旧ができずに該当する個人がサービスを受けられなくなった事例においては、必要かつ適切な安全管理措置を講じているとは言えない」といった旨のガイドラインがあります。また、e-文書法や日本版SOX法などの企業データに関わる法律により、電子データの保管が義務づけられている場合があり、データの管理いかんによってはコンプライアンス違反となる場合があります。
データ復旧のための時間とコストがかかる
「資料を再度作成する」「消失してしまった受領資料を再送してもらう」それ以外にも膨大な量のデータを復元するために多大な人的コストや時間が費やされます。また、業務が停止している間は利益を上げることができませんから、企業における経済的なダメージは著しいものがあります。対外的な信用が回復するまでは、業務再開後であっても、元のような利益の水準を回復できないおそれもあり、バックアップがない状態でのデータ消失は、企業利益の損失に直結します。

データ消失の原因について

データ消失の原因にはさまざまな要因がありますが、機器や部品の障害や故障、人為的なミスによるものが大半を占めています。それ以外にもウイルスによるものや天災・災害によるものもありますが、データ消失の原因全体から見る割合としては2割にも満たないのが現状です。企業において、共有のデータやファイルを安全に管理・運用することは、BCP(企業の継続性)においても大変重要です。ハードウェアが故障するときは、音や匂い、読み書きが遅くなる、再起動を繰り返すなどの予兆がありますので、その際は無理に使い続けないことです。予めRAIDやNASを導入し、壊れやすい、もしくは書き換えの回数で寿命が訪れるストレージに対応しましょう。人為的なミスにおいても、しっかり確認すれば、防ぐことは可能です。ファイルの重要度によってアクセス権限を設定するなどの対策も必要です。

データ消失の主な原因
ハードウェアの障害・破損
データ消失の原因として最も多いのは、ハードウェアの障害・破損です。特に機械駆動の部品が多いHDDの故障によるものが多いようです。HDDの障害には、論理障害と物理障害の2種類があり、論理障害は人為的ミスによるものが多いのですが、物理障害は、経年劣化、熱、振動、落下、水没などのさまざまな原因で起こります。書き込みが早いSSDもHDDと並ぶ主要なストレージですが、SSDは読み書き消去の回数に限度があり、一定の回数の編集作業で劣化が進み、寿命が訪れます。
人為的操作ミス
データ消失の原因の中でも人為的な操作ミスは、ハードウェアの損傷等に次いで高い割合を占めています。データの上書きや不注意によるファイルの削除、またHDDをフォーマットしてしまったなどのミスにより、データが消失した場合でもバックアップがとってあれば、すぐに復旧することが可能ですが、稀にバックアップデータが上書きしてしまったデータと同期してしまう場合があり、これも人為的なミスにカテゴライズされます。万が一の場合も想定してバックアップは二重にとっておくという企業も多いようです。
マルウェア・ウイルス感染
ウイルスの中には、ファイルを破壊したり消失させる種類のものがあります。ウイルスの進化は著しく、新しいものが次々に現れます。これらを防止するためには、ウイルス対策ソフトの導入は必須です。OSやその他のソフトウェアを常に最新のバージョンにアップデートしておくことも大切です。古いソフトウェアを使い続けていると、その古いバージョンの脆弱性をついてウイルスが侵入しやすくなります。
自然災害
日本は大変に地震が多い国で、世界で起きている地震の約1割が日本近辺で起こっていると言われています。地震による津波の被害もあなどれませんが、近年ではゲリラ豪雨や台風時の大雨による浸水によって、電子機器が被害を受けるケースなども増えているようです。地震の際に心配なのは、水没だけではありません。高い場所からの落下の衝撃でPCの部品が壊れる可能性もあります。どちらの場合も重度の物理障害となり、データ復旧業者にデータの回復を依頼しても復旧が難しくなってしまう可能性が高いです。尚、火災などでPC機器に損傷があっても、内部のHDD(SSD)が無事であればデータを救出することも可能です。
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